また、空箱が溜まってまいりました。
毎月2回、マンチカン力丸が悲しみにくれる日があります。
古紙・布類の収集日。力丸が愛してやまない数多のダンボール箱がなくなる日。
玄関に処分予定の空箱を集め、さぁスクラップといきごむと。
いつのまにやら気づかぬうちに、そのうちの一つに潜伏に成功してるのが力丸。
名残を惜しむかのように、嫌味ったらしく居座るのです。
あわれ廃棄直前の空箱、中に潜んで抗議の意。
力丸かわいそうに、と感傷にひたるわけもない同居人。
強制執行を繰り出してお片づけの完了です。
どうせ明日には新箱が舞い込んでくるから元気だしなよと力丸を振り返ると。
ベッドのうえ、ひとつあくび。
一瞥くれて寝る力丸。
切り替えのはやいことで。
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