イヤーマフラーの謎事件~壊れた耳あてに愛の涙を~

真犯人はやはりマンチカン力丸

イヤーマフラーの謎事件。壊された耳あてです

某年某月某日 後午1時00分頃から後午5時00分の間に犯行に及んだとされるイヤーマフラー咬殺事件

様々な憶測が飛び交うなか、そういえば甥っ子に引っ張られて拝見しました、名探偵コナンさんもおっしゃっておりました。『真実はひとつ』。そう、どこのどいつがどついたか。わたくしに火の粉がかからぬよう言いつけてやると意気込みました。

ある時はジャングルの奥地にUMAを追い求め(これがパン袋アブダクションの真実だ!)、またある時は凶悪犯を現行逮捕したり(盗み食い男身柄を拘束、キャットフードのパッケージを破る)とその誇りを胸に真犯人つきとめることにいたしました。
まずは犯人のプロファイリング。

犯人像について

  • 男性
  • おそらく単独犯
  • 年齢1歳半~2歳半
  • 独身
  • 犯行がガサツ
  • 3.2kg~4.9kg
  • イヤーマフラーとは顔見知り
  • ひとけがあった午前中は隠れて寝ていたようだ、後午5時00頃にはすでに犯行を終えて現場から逃走

物的証拠について

  • 現場付近で犯人抜け毛
  • イヤーマフラーへの引っ掻き傷
  • イヤーマフラーに付着した唾液

推測

  • 犯人は猫、マンチカンの可能性大

DNA鑑定の資金があれば犯人が特定できたのでございますが今回は断念、そして浮かび上がった約二匹。早速逃走を食い止めるべく、出入り口を封鎖して室内をみわたすと、押し入れベッドに菊之助、窓際ベッドに力丸。
「ちょっと~あんたたち誰がやったの白状なさいよ。」同居人の呼びかけにピクリともせず任意同行を拒否。

耳あての惨殺光景にご冥福を祈りつつ、きっと犯人はヤスもとい犯人は犯行現場に戻るはずと、イヤーマフラー近くの床をパタパタ、指で音をたておとり捜査に作戦変更いたします。

うごく猫影、真犯人は…

 
真犯人はやはりマンチカン力丸–真犯人はやはりマンチカン力丸–
 
イヤーマフラーで無邪気に遊ぶ力丸–イヤーマフラーで無邪気に遊ぶ力丸–
 
得意げにバリバリ–得意げにバリバリ–
 
同居人に破壊活動をご披露…–同居人に破壊活動をご披露…–
 
こうやって破壊したようです…–こうやって破壊したようです…–
 
こりゃやめなさい…–こりゃやめなさい…–
 

無邪気に遊ぶ力丸は得意げにバリバリをご披露してくれました。
ファーの部分がおもちゃのネズミさんを彷彿させるのか、目をキラッキラさせてとどめをさす力丸。いや、やめなさいおもちゃじゃないんだから。手の届かない場所に片づけなかったのが無念の過失。
監督不行き届きとおしかりをうけた同居人、無常でございます。

 
 

 
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