犬さんとの触れ合いでもポピュラーな躾として『持ってこい!』遊びがあります。ネコさんでも遊んで欲しい時、猫じゃらしを咥えて飼い主のそばまでもってくるお利口さんもおります。
懇意にさせていただいておりますsomali-isさんのマックス君はストローを持ってくるそうで、(ストロー大好き | ソマリ猫のサイト【ソマリ イズ…】Somali is…)
マックス君の参考動画です。
これを見て、いいな~菊之助も持ってこないかな~(チラッ)とマンチカン菊之助に試したことがあります。
その当時お気に入りだったネズミのおもちゃをチラつかせ、放り投げ「そ~ら菊さんもってこ~い」…、で無視されました。
同居人が尊大なのが気に入らなかったのかなんなのか、笛吹けども踊らず。シカトをされるのは慣れっこではありますが、切なさに心折れたと躾による芸はあきらめた瞬間でございました。
そんな悲しい出来事はすぐ忘れるたちでございまして、月日は流れ或る春の日。
力丸は単独で小物やおもちゃを転がして遊びます。最近のお気に入りはリボン風のヘアクリップ。いつものようにドリブルして遊んでおったのですが、同居人の近くのカーペットと床の隙間に潜り込んでしまい自分では取れなくなった模様。
見上げてぢ~っと私を見つめ、「挟まったんだよ、取りなさいよ」と詰めよられたので、クリップをレスキューして「ほいよ、ぽ~ん」と放り投げました。投げたクリップの床を滑り転がる様が、いたくお気に召したご様子で、追いかけ捕まえひとしきり転がして、ふと思い出し咥えて私の元へまた持ってきて見上げます。
また投げろということかな?と、先ほど同様に投げると、ダッシュで捕まえに行きまた咥えて持ってきて…ループ
ひょんなことから味をしめたようです。
ねずみやすずめを狩って飼い主にお土産、と持ってくる猫の行動がございますが、飼い主へこうやって狩りをするんだとレクチャーしてるとか、狩りをしてやったぞ褒めてとのアピールとか
そんな行動の代替行動かもしれません。
力丸ケースで恐縮ではございますが。ネコに『持ってこい!』のしつけられ方または訓練される方法は、ネコさんが興味満タンその時に、おもちゃを投げてその挙動に、にゃんこがズッポリ心を奪われれば覚えてくれる。はず。
おもちゃを投げていかにネコの興味をひきつけられるかがポイントになるのではと思います。まぁ、『持ってこい!』というよりも、『取ってきてやるから、良い按配でなげろ!』の猫主導の、飼い主のしつけられ方または訓練される方法のようではございますが。
『持ってこい!』(もしくは『投げれ!』)をしてくれるようになったとはいえ、力丸気分がのらなければ投げても見向きもしませんし、菊之助いたっては全く興味がないようですが。
近頃はこの『投げれ!』遊びを始めると、同居人か力丸が精根尽き果てるまで続けさせられるので、アピールを感じると背筋が寒くなる次第でございます…
[addyt]