室内飼いの猫さん達はどうしても、運動不足になりがちですので、同居人が遊んで貰ってストレス解消を企てなくてはなりません。
遊ぶ欲望限りなく、解消不十分でございますと、夜中にドタバタ走り回るしっぺ返しをしばしばと食らいますご用心。
毎日適度に遊んで頂くのが定石となっておりますが、同居人もおまんまの稼ぎに奔走するご身分なものでして、完全に満足させることかないません。
そんなときはお一人様遊戯をしたり、折角の相棒がおりますので、レスリング・ボクシング・相撲なりして体を動かしておりますマンチカン達の毎日です。
うるささに目をつぶればのことではありますが。
–常に同居人と菊之助を監視する力丸の耳がイカ–
何度か書いてはおりますが再確認。菊之助はできれば下僕と遊びたいタイプ。なぜなら自分のペースで遊べるから。
ジャラシなどの動きやポジションが気に入らないと文句を言うのです。クレームいただけば仕方なし、こうですか?とお気に召すように動かされます。同居人にとっては迷惑千万です。
一方、力丸。遊んでくれるなら誰彼かまわず。同居人が遊んでくれねば菊之助でも。その逆でも良し。とにかく遊び欲が満たされるなら何でもよいようです。
これが菊之助にとっては気に入らない。力丸を相手にするものの、自分の思い通りにはもちろんならない、同居人とは違い心配りなぞしない。
だんだんヒートアップすると、感極まってビャーっと叫び声をあげ同居人にやめさせろアッピールです。まぁ大げさなもんで。はたから見てるとたいした事は無くどっちもどっち、それでも声を出す方が哀れに感じるのが人情。しかたなしに仲裁にはいるわけです。
–後ろの菊之助に耳がイカの力丸–
力丸はいつでも菊之助と同居人の動向に目ざといです。どこかで忍んで遊ぼうともその気配を察知して駆けつけます。
菊之助がジャラシにロックオン、スタンバイするとすかさず奪い取ります。これも菊之助にとってはイライラする理由です。
力丸抜きで同居人に相手させたいマンチカン菊之助。
下僕でも菊兄貴でも誰でもよいので構ってちゃんな力丸。
老体をむち打つ動きが緩慢な同居人。
三すくみの駆け引きが今晩も繰り広げられるのでございます…
–気になって結局視認する力丸–
[addyt]