キャットウォークを作るにあたって頭を悩ませた事の一つが、棚の寸法や設置位置についてです。
キャットウォークやキャットタワーあろうがなかろうが猫さんたちは高いところを目指します。
こんな狭いところによく登るな~ていうくらいお構いなしに登頂にチャレンジいたします。
場所を動かせるくらいのキャットタワーでしたら気に入らず使ってくれる場所を探して再度設置もできます。
しかし壁面に固定させる棚ですと、設置したにも関わらず使ってくれなくなっては目も当てられません。
そこでキャットウォーク棚の寸法や設置位置についていろいろと考えてみました。
–完成を待ちわび邪魔をする菊之助–
–はやく登りたそうにみあげておりました–
※石膏ボードの設置についてもございます。石膏ボードへのキャットウォーク棚のとりつけ
幅(奥行)があるほうが猫さんが歩きやすいし居つきやすいに決まっております。
しかし、幅を大きくすればするほど人間の空間が減ってしまします。
せり出す幅(奥行)が大きくなると人間への圧迫感が増します。
ご主人様である猫さんが優先だ!という方はそれで構わないのですが、汲々の生活を強いられるのはさすがによろしくありません。
そこでどのくらいの幅だと大丈夫なのか、いろいろと参考にさせていただきましたのは株式会社 サンセイさんのキャットタワー群
サンセイさんのキャットタワーは購入したかったのですが予算の関係で断念・・・
途中にあるベット棚の寸法が40cm×35cmで無理すれば2匹がのれるようですので、歩くだけなら20cmもあれば十分です。
当初菊之助だけでしたのでばっちり体を丸めてくつろげるくらいでした。
–矢印、幅(奥行)が約20cmです–
現在あるリビングの可動式キャットウォークは少し余裕を持たせて幅25cmにしております。
この幅ですと菊之助と力丸がすれ違うことも可能です。
あまり高いと登りづらく低いと窮屈になる棚と棚との高さ。
若くて元気なネコさんとお年寄りのネコさんでは登れる高さが違ってくるはずです。
可動式キャットウォークにしたのは、いずれお年を召した時のことも考えて設置した次第です。
固定式だとそうそう位置をずらすことができませんので、市販されております商品を参考にいたしました。
サンセイさんのキャットタワー キティアスレチックスで柱部分が約32cm
うちも使用しています、アイリスオーヤマ キャットプレイBOXで高さが約35cm
メーカーさんの知見を参考に30cm~40cmが良いのではと考えました。
今回の設置は約35cmにしております。
–棚と棚の高さ(矢印)は約35cmです–
好み(人間)でなんでもよろしいかと。
私の場合ですがまずCDボックスを階段状に設置したら菊之助のキャットウォーク変わりになるかも、から始めました。
そこから膨らませて棚も設置しようとなったため、材質をあわせることにしました。
–ひょいひょいと早速楽しむ菊之助–
–力丸もならんでご満悦のようです–
CDボックスの木材はシーシャムウッド。
インディアンローズウッドや紫檀(シタン)とも言われる木材でこれがなかなか都合のよいサイズがありません。
ようやく探し出した板も幅が足りなかったのですが、在庫限りとの事で購入して継ぎ足す事にしました。
届いて加工を始めるとのこぎりでカットこれが硬くて難儀しました。
寸法的に短いものからと始めたのですが、長さのカットだけで1時間はかかった始末・・・
結局ハンドでカットするのは断念して実家に電動のこぎりがあるのを思い出し事なきをえました。
無難にホームセンターで板をカットした方が時間もコストも少なくすむと思います。
–右側は実はシーシャムウッドではないです。あの形はさすがにありませんでした。–
設置してさっそくご利用になる動画です。
[youtube=https://www.youtube.com/watch?v=ijP78qswstM]
キャットウォーク設置が終了すると、まってましたとお二方。嬉々と登っていきました。
菊之助がエアコンの上へ潜ったのは想定外でございます。
これを真似した力丸に悲劇を生むことになるのですがまたの機会に・・・
以前設置してましたの自作キャットウォークの記事はこちら
・自作キャットウォーク設置途中の写真
・自作キャットウォーク設置途中の写真
現在設置しておるキャットウォークの記事はこちら
・自作キャットウォークをグレードアップ!組み替え可能な棚を考えた
・猫も同居人も飽ない!組換え可能なキャットウォークのレイアウト変更
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