お休み続きを無為に過ごすわけにはいかないと
先日のびのびに延期しておりました、ニャンズ達の壁バリ対策に自作爪とぎを設置しました。
–こんなふうにボーっとしているわけにはまいりません–
猫さんたちと同居するにあたって必ず頭を悩ませる爪とぎ。
ほおっておけば壁でも家具でも扉でもお好きなところでバリバリ。
ニャンズは爪とぎ道具の好き嫌いがありますので、市販の爪とぎ設置しても見向きもされず残念な結果になることも。
悲しいことに菊之助のおかげでシーグラスのナイトテーブルがボロボロになっており行き場のない気持ち枕を濡らすそんな日々もございました。
ネコにとって爪を研ぐのはマーキングの意味もあるようなので、設置個所にも気を使わなければなりません。
我がアジトでは廊下の途中と(ニャンズの)おトイレ部屋に設置しております。
設置個所は壁バリ痕を発見した場所。発見都度の爪とぎ設置ですので、その裏側のボロけ具合は見て見ぬふりということで。
そんなマンチカン達の壁バリ場所でも一番のお気に入りが、キッチン横の壁。
行き来することが多い箇所でもあり、食事するところなのでバリバリアピールするのにもってこいの場所なんでしょう。
–赤線が設置箇所、お気に入りの壁バリ場所です–
この場所に以前は市販の爪とぎを並べて設置しておりました。
ところがごつくて結構スペースをとり(人間が)邪魔だったのと、しっかりとカーペット画鋲で固定しているもののネコの力で取れてしまっておりました。
ニャンズは気持ち良く砥げなくて悲しい、同居人は手間が悲しい、壁はボロボロで悲しい、三方大損でございます。
–奥にみえるのが市販の爪とぎ–
そんなわけで、今回のDIY、自作爪とぎのテーマ
使用部材は以下でございます。
穀物や農産物や土嚢作りにつかわれてる例のぼそぼそ袋です。
他の方の自作爪とぎによく使われているのはダンボール。ダンボールですと厚みがでるなと思い他をさがしておりました。
幸いなことに菊之助、力丸ともに麻でも爪とぎいたします。麻縄を敷き詰めるのも考えましたが面倒くさいので却下。
念のためドンゴロスで試作をつくって確認したところばっちりでしたのでこちらでいけました。
ベニヤ板がよいかと思ったのですが、設置場所の関係でコの字にする必要がありカットが面倒くさいのでプラダンでいきまいした。
ちなみに試作品のダンボールで製作したのですがはやボロボロになってしましました。
あとは両面テープ、カーペット画鋲、石膏ボード用アンカー
Amazonよりホームセンターの方が安かったかと、石膏ボード用アンカーはキャットウォーク用に大量に購入しておりましたので、(石膏ボードへのキャットウォーク棚のとりつけ)それを使用しましたが、全部でだいたい2,000円位かと思います。お安いかといえば微妙な感じですかね。
–材料のドンゴロスとプラダンと両面テープ…邪魔です–
作り方というても大したことはございません。プラダンに両面テープをペタペタ張り付け、切り開いたドンゴロスをベタッっと張り付けてコの字に折り曲げ出来上がりです。だいたい小一時間程度。
–両面テープをプラダンにペタペタ…邪魔です–
–小1時間で貼り付け完了あとは壁に取り付けるのみ…邪魔です–
取り付ける壁が石膏ボードでなければ直接ビス打ちで大丈夫が、我がアジトは石膏ボードなので2箇所ほど石膏ボード用アンカーでビス止めをしております。
試作時はカーペット画鋲のみで猫さんの体重にぽろりととれてしまいましたので。
–ビスとカーペット画鋲で固定しました…邪魔です–
設置後すぐに嬉々として菊之助の力丸のバリバリやっておりました。
もともと市販品⇒試作品と設置していた同じ場所ですので材質さえ問題なければ飛びつきますよね。
リーズナブルなシート型爪とぎをどこか販売してくれればなぁなんて無理なんでしょうねぇ・・・
–さっそく爪とぎにとびつく力丸–
–菊之助もご満悦です–
ドンゴロスの見栄えが野暮ったくはございますが、マンチカン達も大好きな場所でバリバリできるのでまぁよいんではないでしょうか。
2015.05.10追記:4ヶ月使用したぼろぼろ状況と補修作業について書きました。
⇒ 手作り爪とぎを簡単補修できる、取り替え交換式ボードをつくる